サッカー日本代表チームのユニフォームが青い理由とは?

サッカーの代表チームのユニフォームにはそれぞれシンボルカラーがあります。例えばブラジル代表は黄色がシンボルカラーでカナリア軍団と呼ばれていますし、イタリアやフランスのシンボルカラーは青です。イタリア代表はイタリア語で青を意味するアズーリと呼ばれ、フランスもレ・ブルーと呼ばれます。日本代表の愛称はサムライブルーですが、同じように青色をシンボルカラーとしています。それでは、なぜ日本代表は青色をユニフォームに採用しているのでしょうか。

実はサッカー日本代表はずっと青色だったわけではありません。シンボルカラーはいくつかの変遷を経てブルーに落ち着いたという歴史があります。Jリーグができる以前、1980年代初頭のシンボルカラーは白色です。また青色の以前、日本代表は赤色のユニフォームを着用していました。時代は、ソウルオリンピックやイタリアワールドカップが行われた1988年から1991年にかけてです。

赤い色と言われて、サッカー好きなら隣の国のユニフォームをイメージしたかもしれません。そう、赤色は韓国のユニフォームに使われるカラーです。永遠のライバル国である韓国と同じだったことが理由だったかは分かりませんが、赤色は定着することなく青色に変わります。バルセロナ五輪で予選敗退し、不名誉なカラーとなったことも理由のひとつだと言われています。ただ、このときはサッカー協会のエンブレムであるヤタガラスが胸に配置されるなど、重要な転換点となったユニフォームです。

そして、1994年のアメリカワールドカップを目指すために青色と白を貴重としたカラーリングが採用されました。ヤタガラスのエンブレムも一新され、このデザインは人気が高いです。そしてワールドカップ初出場となったフランスワールドカップは、炎モデルと呼ばれるデザインが使われます。青白赤が使われたユニフォームは80年代後半から90年代を総決算したユニフォームと言えるでしょう。

ここから日本代表はワールドカップや五輪など国際大会には必ず出場する国へと成長しました。日本サッカーにとってブルーは成長の歴史を示す縁起のいいカラーです。2018年のロシアワールドカップにもサムライブルーは採用されました。青を貴重として、白色の点線が入った斬新なデザインは勝色と呼ばれて、決勝トーナメント進出を果たします。ユニフォームデザインは参加国のなかでも高い評価を受けるものとなりました。